ごあいさつ
大原山七福天寺はその名の通り、七福神を一同に祀っている全国でも珍しいお寺です。
昭和四十年に建立された旧本堂は塩害のため老朽化し、平成八年に新本堂が建立され、現在に至ります。
海から吹く潮風が心地良い総檜造りの本堂・舞台からは、太平洋の水平線から昇る朝陽が真正面に拝めます。毎年元旦には、初日の出を楽しみにお参りされる方々もいらっしゃいます。
この不確かな時代、心の拠り所としての仏教の教えを、宗派を超えて語り合える寺でありたいと願っております。無宗派のお寺です。
古来、別々に信仰されていた七福神は、室町末期から江戸時代にかけて、福徳・財宝の神としてまとめられ、庶民の間で信仰されるようになったと言われています。
この元となったのは、「仁王経」に説かれている「七難即滅・七福即生」の経文であり、「(般若波羅密多経を購読すれば)あまたの災難はたちまち消滅し、多くの福徳に転ずる」という転禍為福の考えを説いています。
庶民によって完成された民間信仰ですので、特定の宗派にとらわれず、どの宗派の神社仏閣にも祀られているところが特徴的です。七福天寺では、これら七福神を仏教のほとけ様としてお祀りしています。
令和六年 初詣の開門時間
元旦 | 朝6時半〜16時 |
2日および3日 | 朝9時〜16時 |
寒さが増して参りました。どうぞお気をつけて御来山ください。
正月のお護摩につきまして、申し込みの受付は締め切らせて頂きましたので、御来山当日のお申し込みはお受けしておりません。
甘酒の振る舞いはございません。
七福天寺の年中行事
正月 | 沖合も晴れた日には美しい初日の出が望めます |
2月3日頃 | 節分会 |
不定期 | ご縁日・写経会など(日程についてはお問い合わせ下さい) |
交通のご案内
JR外房線 大原駅下車 車で約5分
住所:千葉県いすみ市大原700